はじめに

  2014年8月、講談社ブルーバックスより「世界はなぜ月をめざすのか」(セカ月)を上梓させていただきました。
  最新の月科学成果と、人類そして日本がめざすべき宇宙開発の進路を示す本として,おかげさまでご好評をいただいております。
  内容については10年は古くならないと自負しております。しかし、宇宙開発の世界は動きが早く、掲載した「世界の月探査ロードマップ」の図だけは、
  出版直後からめまぐるしく変化しております。そこで、ロードマップの最新版を提供するサイトを作成いたしました。
  「セカ月」とあわせて、ご覧ください。
  「セカ月」をまだ読まれていない方は、以下のリンクのコラムをまずご覧ください。
    最近、月が話題になるわけ (読書人の雑誌「本」より)

コラム

・New 2015/09/28【月見シーズン集中コラムその5】宇宙にかかわる仕事をするには
  【コメント】短期集中連載最終回。中高生からもっともよく聞かれる質問に答えます。

・2015/09/27【月見シーズン集中コラムその4】ブルーバックス・カバーの秘密
  【コメント】短期集中連載第四弾!お月見をしながら、月の地形や裏側の様子も想像してみてください。

・2015/09/25【月見シーズン集中コラムその3】ヨーロッパ宇宙機関のムービー勝手に応援全訳
  【コメント】短期集中連載第三弾!お月見の前に、この感動ムービーをぜひ見て欲しいのです!!!

・2015/09/22【月見シーズン集中コラムその2】日本の宇宙探査レベルはどのくらいか
  【コメント】短期集中連載第二弾!その1の続きなので、下のその1からご覧ください。

・2015/09/20【月見シーズン集中コラムその1】宇宙探査の技術レベル入門
  【コメント】月探査・開発に関するコラムを短期集中連載でお届けします。まずは宇宙探査の技術レベルを判断するキーワードの解説です。

・2015/07/04週刊新潮7月9日号 月着陸計画SLIMに関する記事を検証する
  【コメント】週刊新潮のSLIMの記事に取材協力しましたが、とても残念な記事になってしまいました。その舞台裏を紹介します


月探査関連ニュースリンク

・2015/05/27さぁ、一緒に月面着陸だ!露中が合同で準備開始(スプートニク)
  【コメント】月開発を核とする中国とロシアによる新しい国際宇宙秩序の構築が着々と進んでいるということです。

・2015/05/11JAXAはどのような構想を描いているのか…スリム計画を関係者に聞く(産経ニュース)
  【コメント】日本の次の月探査計画SLIMの内容がまとまっています。佐伯も登場。


月探査メーター

  月有人基地実現をゴールとして、どの国が優勢かを分析 2016年2月5日更新 lunarGP

  中国:2018年に「嫦娥4号」で月の裏側探査。月の裏上空のラグランジュポイントに中継ステーションを飛ばすなど月のインフラ技術を蓄積。
  アメリカ:政府の動向はなんとも読みづらいが、民間ロケット会社がとにかく元気。何か突然やってくれそうな予感も。
  ロシア:中国の月探査に協力しつつ、有人を意識した大きな計画を準備している。大国主義は現代では宇宙開発のプラスにならないのでやや心配。
  日本:「SLIM」計画が現実味をおびてきたが、その先がまだ不透明。他国のがんばりで「かぐや」で得た優位も徐々におびやかされつつある。
  インド:2017年に着陸+探査車のチャンドラヤーン2号を打ち上げる可能性が高くなる。成功すれば日本は技術的に抜かれる。

 過去の月探査メーターはこちら

世界の月探査ロードマップ

「世界はなぜ月をめざすのか」講談社ブルーバックス 16-17頁の最新データ更新版です。2016年2月5日更新

roadmap

    講談社ブルーバックス編集部とイラストレーター浜畠かのう氏のご厚意により掲載を許可いただきました。
    また、浜畠かのう氏と中村俊宏氏により、なんとカラー化が実現しました。感激です!
    いただいたイラストデータを使って、佐伯が最新情報に更新しつつお届けします。


 過去のロードマップはこちら

各国技術達成状況

 月に関する技術初達成年
  周回探査  ソ連1966 アメリカ1966 ヨーロッパ2004 日本2007 中国2007 インド2008 
  着陸探査 軟着陸 ソ連1966 アメリカ1966 中国2013 (日本2019? SLIMで達成?)
  無人探査車運用 ソ連1970 中国2013
  サンプルリターン アメリカ1969 ソ連1970 (中国2017? 嫦娥5で達成?)
  有人探査 アメリカ1967-1972

オススメ本

 月惑星探査に関するオススメ本を紹介するコーナーです。
こちらのリンクからどうぞ
 とりあげている本
 1)惑星探査入門 はやぶさ2にいたる道、そしてその先へ 朝日選書 寺薗淳也 (著)

リンク集

 内閣府 宇宙政策
  日本の宇宙政策の決定事項をチェック。新聞記事のソースの多くはここ。

 文部科学省 宇宙開発利用部会 国際宇宙ステーション・国際宇宙探査小委員会
  宇宙科学探査の最新情報をチェック。内閣府に認められていない段階のホットな情報も多数。新聞記事のソースになることも多い。

 佐伯和人の惑星地質学・鉱物学研究室
  当サイトのウェブマスターのサイト

 講談社BOOK倶楽部
  講談社ブルーバックス「世界はなぜ月をめざすのか」のサイト

 月探査情報ステーション
  月だけでなく宇宙探査の最新情報を解説しているサイト。
  ウェブマスターの寺薗淳也さんは、惑星科学者であり、かつJAXA広報にもいた経験を持つので、
  その解説は科学的に正確、かつ、わかりやすい。
  そして、何より、まめ!頻繁な更新には頭が下がります。